大豆ミートを食べてみた

 久しぶりの投稿になってしまった。3ヶ月ぶりくらい?


 前回の投稿で睡眠が終わっているという話をしたが、あの後も改善されず結局テストが終わるまでそのままだった。徹夜でやれると一度認識すると0時を回っても課題をやる気が起きなくなるのはまずい。全部提出はしたけど数時間で仕上げたテキトーな出来だった。後期は心を入れ替えて早寝早起きをして課題も余裕をもって提出したい。もう10年くらいその目標を掲げているけれど。

 

 夏休みもなんだかんだ忙しく、テスト中に現実逃避で書いたやりたいことリストもほぼ出来ないまま終わりそうだなともう8月も中旬の今思ってしまう。それでもブログは最低でも週に一本は書きたいです。がんばります。


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 今回はタイトルにある通り大豆ミートを食べたことについて書こうと思う。


  たらたら書くのもあれなので試しに目次を使ってみよう。 

大豆ミートとは

大豆ミート」とは、大豆など植物性原料を使って、肉に近い味や食感にした、植物ベースの食品のことです。動物を食肉にする通常の「肉」とは異なり、「代替肉」「フェイクミート」「大豆肉」「ソイミート」「疑似肉」「植物性タンパク」「アナログミート」「培養肉」など、様々な呼び方で呼ばれています。

大豆ミートとは?植物性原料の代替肉のメリット・栄養価 [食生活・栄養知識] All About

 
 名前のまんまである。

食べようと思ったきっかけ

 最近、周りで環境問題が話題になる事が多い。特に話にあがるのは肉食の環境負荷について。具体的に肉食がどのくらい環境に負荷を与えているかは以下の引用をご覧頂きたい。
 

例えば、1kg のトウモロコシを生産するには、灌漑用水として1,800 リットルの水が必要です。また、牛はこうした穀物を大量に消費しながら育つため、牛肉1kg を生産するには、その約20,000 倍もの水が必要です。
環境省_virtual water (env.go.jp) 


1キロの畜産品の生産に必要な穀物は牛で11キロ、豚7キロ、鶏肉4キロ、鶏卵3キロ(日本における飼養方法を基にしたトウモロコシ換算により農林水産省試算)。
〔中略〕
世界の温室効果ガスのうち、15.8%(二酸化炭素=CO2換算)を占めるメタンは温暖化の効果が同じ量でCO2の28倍と高い。このメタンの発生源の4分の1が「消化管内発酵」、つまりオナラやゲップ。特に複胃を持つ牛、水牛、羊、山羊などは反芻の過程で食べたものを発酵させ、その際にメタンが多く発生する。〔中略〕NGOによると、牛肉を1キログラム食べるごとに、車で100キロメートル走るのと同じ量の温室効果ガスが排出される計算になるという。
代替肉が「定番」になる日、意外と近い?: J-CAST ニュース【全文表示】

これ以外にも森林破壊や土壌劣化にも影響を及ぼしている。

 肉食をする人が減ればその分家畜を育てる上で生じる環境負荷が減る、家畜が消費していた穀物を人間に回すことで食糧不足の改善にもつながる、この考えからヴィーガンやパートタイム・ヴィーガン(完全にヴィーガンになるのではなく週に何日か、家で食べる時だけ、など特定の時間だけヴィーガンになること)になる人が私の周りに何人かいる。私も肉は好きなので完全なヴィーガンになるのは難しいけれど、彼らの影響を受け消費量を減らすため買う量を半分にして肉(ついでに魚も)を食べない日というのを週1、2日設けるようにしている。(この辺の詳しいことについてはまた別に投稿したいと思う)

 こんな感じで肉食の環境問題について意識が高まっているときにスーパーで大豆ミートが売られているのを見て試しに買ってみるかとなったというわけだ。

食べたもの:マルコメ「ダイズラボ 大豆のお肉」

 食べたのはこの2つ。どちらも1個入りのものを買ったけれど。レトルトミンチ肉の方は200gの本物のミンチ肉と混ぜてミートソースにした。ガパオライスは後ろについているレシピ通りに玉ねぎとピーマンを炒めて大豆ミートを入れて付属のソースを入れるだけ。どちらも特に下処理はいらずそのまま入れるだけなので簡単だった。

 マルコメの大豆のお肉はこのほかにもブロックタイプやフィレタイプ、回鍋肉や麻婆豆腐などもある。また、ダイズラボは大豆ミートだけでなく大豆粉を使ったパンケーキミックスやカレールーなども展開しているそうだ。詳しくは以下のURLを参照してください。

ダイズラボシリーズ|商品情報|マルコメ

味の感想

 正直食べてるときに大豆ミートであることを忘れるくらい本物の肉と変わらなかった。食べる前に不安だった食感も全く一緒で、何も言われず出されたら気付かなさそう。ちなみに、調理する前に生で食べてみた(生で食べられるとは書いてなかったけれどまあ大豆だし大丈夫だろう)が、食感は良いとして味はやっぱり大豆臭さがあって肉とはほど遠かった。ガパオライスもミートソースも肉以外の味が主体となるものだから肉の味がなくても気にならないのかもしれない。

考察と言うほどでもない思ったこと

 ここまで違和感がないとは思わなかった。ガパオライス以外にも味が濃いタコライスキーマカレー、麻婆豆腐などもいけそう。肉味がなくて物足りないと言う人は今回やったように本物の肉と混ぜて大豆ミートはかさ増し用にするのが良いと思う。
でも、生で食べた感じを考えると味が薄くて肉の味がメインになるものは厳しいかも。また、今回はミンチタイプにしたけれど、フィレタイプやブロックタイプはまた違うだろうな。ミンチタイプより本物の肉との違いがはっきり分かりそうだけれど、今度チャレンジしてみようと思う。
 そして、問題は値段が高いこと。私が買ったスーパーでは100gで250円弱ぐらいで本物のミンチ肉より高い(今みたらAmazonはもっと高かった。なんでだ……)。これだと肉食への問題意識が強い人しか買わないだろう。肉を食べたいけどお金ないし……という人が選択肢にいれてくれるようにせめて海外の輸入肉と同じくらいの値段になってくれればいいな。
 また、わかめとか煮干しとかの乾燥物コーナーに置いてあったけれど、お肉コーナーに置くべきではないのかな。肉を食べようと言う人への選択肢としてもっとわかりやすいところに置いて欲しい。


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 身近な存在になるにはまだまだ課題はあるけれど、一度食べてみる価値があると思います。この記事を読んで興味を持ってくれる人がいたらうれしいです。