祝2期放送決定

 お久しぶりです。書こう書こうと思って年が明けて2月も半分を過ぎてしまいました。書きたい内容はあるのですが、なんだか後回しにしてしまいます。だからといって何をやっているかというとひたすらTwitterを見ているだけなので定期的にスマホを捨てたくなっています。

(以下呪術廻戦0のネタバレを含みますのでご注意を)

 一つ前の記事を読んだのですが、あのときはヴィンランド・サガにはまっていたんだなあと懐かしい気持ちです。あれからヴィンランド・サガ熱は一時的に収まり、今は年末に呪術廻戦の映画を見たのをきっかけに夏油傑のことをずっと考えています。ヴィンランド・サガでもそうですが、マンガで最期が描かれているキャラについてこの人の人生は何だったんだろうと思ってしまいます。最期が描かれているからと言ってその人の人生全てが分かったわけではないし、高専の数年と百鬼夜行時のことしか描かれていない夏油のように両親との関係性や中学時代や高専離反後など人生の大半が明かされていないことも多いのにマンガに描かれていることで全てがわかったようになった気がして、そう考える自分が傲慢に思います。そうはいっても彼らはマンガで描かれている一部分にしか存在しないのですが。とはいえ、どんなに綺麗な死に方でもマンガが最終巻を迎えた後も生き続ける他のキャラと違ってそこで終わったとはっきり描かれているというのはなんだかむなしくなり、ストーリー上の必要性というメタ的な意味からキャラ自身の死の意味、周りのキャラに与える影響性などを考えたくなります。答えにたどり着くわけもないですが、これを考えるだけで永遠に時間が溶けます。ついでに描かれていない空白を考えるとどんどん楽しくなっていきます(同時に改めて死に直面するのでつらくもなります)。
 何が言いたいか分からなくなってきましたが、とにかく呪術廻戦の映画はそれ単体でも楽しめますが、過去編を読んだ方がさらに情緒が死ぬということです。なんならまだ映画を見に行く予定があるけれど呪術廻戦に触れたことがないという人は放送されたアニメを見るより先に原作8、9巻を読むべきではないかとさえ思います(いや、でもあの二人の関係を何も知らない人が映画のちょこちょこ挟まる回想シーンを見てどう思うのかも気になる)。あの映画は乙骨と里香ちゃんの物語ですが、五条と夏油の物語でもあるので(もちろん真希さん狗巻先輩パンダもべらぼうにかっこよかった。ナナミンは黒閃を期待して行きましたが、期待以上でしたありがとうございます。しかも冥々さん、猪野くん、日下部先生、京都校のみんなも見られるとは。欲を言えば歌姫先生も見たかったけど原作でまだ術式明かされてないからしょうがないか……。モブ呪術師が描かれていたのもとてもよかったです)。

 もう2回見たけどまだまだ見に行きたい。あと、2期!楽しみです!